海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

新型ウイルス流行で横行する中国系差別の体験シェアを、英紙が呼びかけ

2020年2月25日 新型ウイルス流行で、中国人を標的にした差別的事件が起きる中、英ガーディアン紙が体験のシェアを呼びかけた。 オンライン・フォームに名前、住所、メールアドレス、年齢、職業等を書き込み、質問に回答。 設問例。1、私は差別的事件を目撃し…

新型ウイルスで中国の不動産売買ストップ、破格の値下げ

2020年2月24日 新型ウイルスで、中国の開発業者が危機に直面。 3か月分しか資金の余裕がない企業が多いが、場所によっては、都市閉鎖や移動制限が2か月目に突入した街も。 不動産業は中国のGNPの7%を占める。 経済成長だけでなく雇用への影響も大。 1月の住…

ダイヤモンド・プリンセスの乗員の扱いは、フェアでなかった

2020年2月23日 横浜港に停泊中の客船ダイヤモンド・プリンセスの乗員の70%以上がフィリピン人、インド人、インドネシア人。 船からは636人の新型ウイルス感染者が出たが、うち50人が乗員だった。 乗員は隔離中、乗客の世話に奔走、今も除菌作業に従事。 その…

ジョニー・デップが新作映画で、水俣病患者を撮った米写真家を熱演

2020年2月22日 米俳優ジョニー・デップの主演映画『ミナマタ』がベルリン映画祭でプレミア上映。 デップは水俣病の写真集を出した写真家ユージン・スミスを熱演。 チッソの工場排水による水銀中毒で苦しむ患者を70年代に撮影、世界に衝撃を与えた。 ミシガン…

アジア系に対する差別行為に出くわしたら、何をすべきか

2020年2月21日 NYでロスで中西部で、同じ米国民であるアジア系や、アジア人に見える人に対する差別的な言動が頻発。 地下鉄で暴力をふるわれたり、ホテルでアジア系は泊まれないと言われたり。 被害を受けた当人や周囲の人が、その様子を録画して告発。 もし…

中華圏では、新型ウイルスの自宅隔離者を行動追跡装置で監視

2020年2月6日 香港政庁は、新型ウイルスの発祥地である湖北省から帰国した30家族に、居場所を特定するリストバンドの装着を求めた。 リストバンドは、政庁が提供したスマホとワイヤレス接続。 スマホから30メートル以上離れると政庁に連絡が行く。 2週間自宅…

新型ウイルスの感染拡大も、東京五輪は予定通り開催と組織委

2020年2月6日 新型ウイルスの感染が各国で拡大する中、東京五輪組織委の武藤事務総長が水曜、五輪は予定通り開催すると言明。 国際パラリンピック委スポークスマンのスペンス氏は、拡大しているのはウイルスより恐怖の方と指摘。 WHOが言って来ない限り、通…

新型ウイルスによる閉鎖で、中国のディズニーランドが大幅減益

2020年2月5日 中国のディズニーランドが、新型ウイルスと香港のデモのため、2億8千万ドルの損失を計上する見込み。 上海も香港も今、営業を無期限停止中。 武漢で新型ウイルスが問題化するまで、上海の集客は好調に推移。 デモで揺れる香港での減益相殺が期…

新型ウイルス感染防止策で、北京でレストランのグループ利用が禁止に

2020年2月5日 北京で水曜、レストランやケータリングサービスのグループでの利用が禁止になった。 予約が入っていても、即時にキャンセル又は延期されることに。 誕生日会や卒業の祝賀会、年賀の会合も同様。 火鍋で知られる四川省でも、夕食会が全面禁止。 …

新型ウイルスの毒性が、感染増による突然変異で弱まる可能性も

2020年2月1日 武漢発の新型ウイルス感染を恐れるべきかどうか。 英国でもマスクが、売り切れ続出で払底しつつある。 だが今のところ、感染者数に比べて死者数は少ない。 致死率は、SARSやMERSよりはるかに低い。 インフルエンザで毎年亡くなる膨大な数を考え…

武漢危機で、上海を脱出する短期留学中の米国人大学生

2020年1月30日 上海の華東師範大学に1学期留学するため、3週間前現地入りした米国アリゾナ州立大の学生ジェンナ。 武漢での新型ウイルス拡大で、あれよあれよという間に、上海でも状況が激変。 人込みを避けるよう言われていたのが、すぐに外出禁止、地下鉄…

ダイアナ妃が生きていたら、ハリー王子に言ったこと

2020年1月18日 ダイアナ妃が生きていたら、英王室から「引退」するとのハリー王子とメーガン妃の表明に、どう反応したか。 実際ダイアナ妃は、今回の2人の行動と同じことをした。 自分が最優先するのは、ウィリアム王子とハリー王子の、2人の息子であると、…

2020年の世界のニューノーマルは、抗議活動と内紛

2020年1月16日 2020年の世界の「ニューノーマル」は、抗議活動の増加と社会の不安定化。 2019年は世界195か国中47か国で、暴動や内紛が起きた。 2020年はそれが75か国に増加する見込み。 ことに香港とチリでは一触即発の状態が、最低2年は続く見通し。 さら…

小説はなぜ必要か

2020年1月16日 英国の作家ニール・ゲイマンの言。 小説を読むのは、人の出来る重要なことの一つ。 米国では、15年後の刑務所の需要予測に、今の10ー11歳の子供の何割が読書しているかが決め手になるという考えも。 次に何が起きるか知るためページをめくる。…

ドイツに7歳の抽象画家

2020年1月14日 2012年ドイツ生まれ、まだ7歳の抽象画家ミハイル・アカー。 初めて絵筆を握ったのが4歳の時。 以来、描いた作品が国際的に高い評価を受けている。 ジャクソン・ポロックを思わせる作風。 最近、サッカー選手とコラボして制作した絵は1万2千ド…