中国の2018年の映画の興収は
9%の伸びで、
2017年の13%より下がり、
勢いに陰り。
一方で映画館の数は、
2017年より9千館増え、
2018年は6万館。
米国の4万館を上回る。
市場規模は世界2位で、
北米市場を抜くのは
時間の問題と見られ、
外国映画の割当制と
厳しい検閲があるものの、
業界の熱い視線を
浴びて来た。
ただ、中国の国産映画の割合は
2017年の54%から、
2018年は62%と上昇。
長らくハリウッド映画に対抗できる
大作の国内生産を目指して来た。
問題は、今の中国では、
高額の製作費をかけた作品が
興行的にうまくいかず、
より低予算の作品の方が
成功していること。
これまでとは異なる課題に
直面している。