海外ニュースで知る世界の流れ

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

中国の地方出身者第二世代は、親たちと違い個人主義

北京に住む

28歳の料理人ワンは

 

昨年11月突然、

市から24時間内の

住居立ち退きを通告された。

 

地方の農村戸籍

だが農業経験もなければ、

する気もない。

 

家賃の高い北京の

他地域に転居。

 

貯金はできないが

仕事はある。

 

出て行くなら自分の意思、

政府の指図ではない。

 

ワンは新世代の

都市移住者に当たる。

 

過去40年

経済成長を支えるため、

何億もの人々が

地方から都市へ。

 

ワンの親世代は

飢餓と文革の混乱、

最貧を知る。

 

だが子供世代は

黙って我慢しない。

 

個人的な成長を求め、

親ほど倹約しないし

送金もしない。

 

だが結婚するほどの蓄えはなく、

教育程度も低い。

 

都市住民のような

教育や福祉も受けられない。

 

共産党政権が

社会的リスクとみなすのは、

経済成長で出現した新中産階級

 

オープンで民主的な

社会を望む恐れ。

 

だが現実には、

社会的地位に不満で、

失うもののない

 

都市の地方出身者の方が

不安定要因。

 

一人っ子政策の時代に

生まれた世代で

男性が多い。

 

社会的疎外感を持ち、

不況時に

不満が表面化する。

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