所得格差と不平等が
今後どう昂進するか、
2017年11月OECDまとめ。
発展の早い段階で
急速に高齢化、
低所得者の健康が悪化する
不平等が顕在化。
年長者の世代と比べ、
若い世代は
世代内部の所得格差が拡大。
1960年代以降の生まれは、
その10年前に生まれた者より
平均所得が低い。
所得水準と
個人の健康、受給可能な福祉、性別
が直結。
低所得者は全てに不利。
年金の額が少なく、寿命も短い。
定年後も働くことの多い高学歴層に対し、
定年で引退。
老後、長期のケアが必要になるが、
在宅ケアの費用を賄えない。
65歳以上の女性の年金受領額は
男性より27%低く、
貧困率もずっと高い。
OECDの提言。
低所得者層の
若年時からのサポートを
最優先課題に。
育児ケアや初期の教育支援、
退学や性差別をなくす。
教育格差が
所得格差、
高齢者間の格差につながるのを防ぐ。
高齢者の健康も増進。
高齢者を雇いやすくし
労働条件も改善、
疾病時の対応や健康診断を充実。
セーフティーネットも設置。
(柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムが投稿)