海外ニュースで知る世界の流れ

英文メディア記事を要約する「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」のツイートを、本人が再録しています。英語のニュースを知り、世界の動きをつかむご参考にしていただければ。

社会問題

外からわからない「微笑うつ」が増加

2019年2月24日 はたからは幸せそうに見えるのに、実はうつ状態に苦しむ「微笑うつ」の人が増加中。沈みがちで物事に楽しみを感じないが、そうは見えない。だが実は自死を考えている。実行するほどのエネルギーがない他のうつに比べ、自殺の危険が高い。対策…

非白人の存在強調は、ダイバーシティのブランド化との批判

2019年2月16日 人種的少数派の 学生や教員を、 大学のパンフレットに 大きく掲載するのは、 見せかけの行為だと 批判する声。 本当にダイバーシティを 実現したいなら、 奨学金を提供して 非白人の学生の数を 増やすべきだと指摘。 白人が牛耳る組織の 価値…

奴隷所有に積極的だった白人米国人女性も

2019年2月15日 奴隷制下の米国南部で、 白人女性が奴隷所有者となったのは、 夫や父親の死亡時。 売買はもちろん 直接管理はしない 傍観者的立場にあった。 1970ー80年代の歴史家は そう唱えたが、 手紙や日記、証言を元に 真っ向から対立する 著作が登場。 …

火星よりも実態を知らない深海

2019年2月7日 水深2百m以上の 深海のエコシステムは どう機能しているのか、 実はいまだに よくわかっていない。 火星の表面の地図の方が、 海底地図より詳しいのが現実。 広範にモニターしているのは 全体の5%程度で、 残り95%は 未知の領域。 人間の活動…

移民を肯定する人が主流となった米国

2019年2月4日 移民は、 その才能とハードワークによって 米国社会を強くしたか。 それとも職を奪い、 住宅事情やヘルスケアの状況を悪化させ、 米国社会の負担になったか。 90年代半ばは 後者を選ぶ人が、63%、 だが2019年は 前者が62%。 90年代後半以後、 …

信頼できる相手は、政府ではなく上司

2019年1月21日 信用できる相手は、 政府でもメディアでもなく、 上司、という人が 増えている。 雇用主を信用する人は 75%だが、 メデイアは28%、 政府は27%だけ、 という調査結果。 上司はより近い存在で、 上司との関係は 自分がコントロール可能、 という…

米国がハンフォードの核廃棄物の危険度を下げ除染中止を計画

2019年1月11日 トランプ政権が、 米国で最も放射能汚染が深刻な ハンフォード施設で生産された 核廃棄物の汚染度の等級を、 高レベルから低レベルに 変更を計画。 政府が長年続けて来た 汚染物質の浄化作業をやめるためだ、 と批判を浴びている。 このため施…

アメリカで10代の自殺増加、男子は女子より深刻

2018年12月16日 アメリカの10代の自殺率は 2007年から2015年にかけ増加。 2015年の15歳から19歳の 自殺者数は 男子1537人、 女子524人。 女子は未遂が多いが、 男子は実行者が多い。 弱いと思われたくないと、 助けを求められない男子も多い。 悲しい事や怖…

真珠湾攻撃で死亡の米兵の身元が、77年ぶりに判明

2018年12月6日 77年前の真珠湾攻撃で、 2千4百人の米兵が死亡。 身元不明者も 多数いたが、 国防総省のエージェントが 2015年から、 埋葬されていた遺骨をもとに、 科学捜査による身元特定作業を開始。 全員が、日本軍の攻撃で転覆した 戦艦オクラホマの乗員…

ペット飼育でうつ改善の調査結果

2018年12月1日 薬やセラピーでは なかなか症状が改善しない 重いうつ。 だがペットの飼育が 功を奏した、との調査結果。 ポルトガルの研究者が 患者80人に ペットの飼育を打診、 うち33人が応じた。 20人が犬、 7人が猫を選択。 12週間後、 彼らの3分の1の症…

1994年のピーク時に比べ、自殺率は世界的に減少

2018年11月27日 2017年の世界の自殺率は、 ピーク時の1994年に比べ 38%ダウン。 自殺率の高いロシア、韓国、 日本、インド、中国は 軒並み減少。 英国では 男性のピークは1905年と 大恐慌時の1934年、 女性は1964年だったが、 過去20年間、欧州の大半で 減少…

米国でアジア系が経営する飲食店に嫌がらせ

2018年11月20日 米バルチモアの アジア系住民が経営する 飲食店で、 黒人の男性客がわざと 「ネコの揚げ物はあるか」と聞き、 困惑する店主の様子を インスタグラムに投稿、 数百万回 再生された。 人種差別的だと批判を浴び、 投稿者は謝罪。 アジアで犬肉…

先進国で精子の数が急減も、理由は不明

2018年11月13日 先進国では過去40年、 精子の数が半減。 急落傾向は なおも継続中。 人類は絶滅に 向かっているのか。 危険信号を出すには まだ早いと言うが、 精子の減少が 健康状態の悪化を 反映している恐れも。 精子の少ない男性は 糖尿病やガンになりや…

レディ・ガガがWHOの事務局長と共著で、自殺防止を訴え

2018年10月11日 レディ・ガガが WHOの事務局長と 共同でエッセイを書き、 自殺防止策の推進を唱えた。 自殺は現在、 世界の15歳から29歳の若者の 死因の2位を占めている。 だが対策費は 世界の援助額の1%以下で、 財政的支援はわずか。 世界中の国がこの点、…

放射線被曝は、日光のように健康に良いとトランプ政権

2018年10月3日 米環境保護庁は今年3月、 科学の成果によると、 どんな量でも、放射線被曝は ガンのリスクをもたらす、 と警告したばかり。 だがトランプ政権は、 放射線被曝の規制緩和に 政策を転換。 こともあろうに、 少々の被曝は健康に良く、 日光を浴び…

世界で進む多様な「孤独」対策

2018年9月27日 英国、デンマーク、豪州が 「孤独」の対策に乗り出した。 孤独は伝染する、 と語る米国の医師も。 だが肥満は外からわかるが、 感情はわかりにくい。 孤独をどう定義するか。 人と話さないから 孤独ではないし、 自ら孤独を選ぶ人や 友人が多…

高額所得者のアメリカの町と、低所得者の町では、平均寿命に40年の差

2018年9月26日 米国人の平均寿命は 78.5歳。 だが平均年収8万2千ドルで、 白人が住む町では 97歳。 年収2万5千ドルで、 ネイティブアメリカンが住む町では 56歳。 国全体でも、 最貧困の生活をする 女性の平均寿命は、 最も裕福な女性より 10年短い。 男性だ…

「ウォール街を占拠せよ」運動、7年後のレガシーとは

2018年9月19日 ニューヨークの公園で 7年前の9月17日に始まった 「ウォール街を占拠せよ」運動。 ある調査では、 64%が35歳以下の若者、 20%が45歳以上。 また、27%が学生、 13%が年収7万5千ドル以上、 2%が15万ドル以上。 別の調査では 15%が失業者、 18%が…

英国アマゾンでの劣悪な労働条件を暴露

2018年9月17日 米民主党のバーニー・サンダーズ議員が 先頭に立つアマゾン批判。 アリゾナ州のアマゾン従業員の3割、 ペンシルベニア州とオハイオ州の 従業員の1割が 低所得者向けのフードスタンプの 受給者であることが背景に。 以下は、アマゾンでの労働条…

問題は警察の暴力、とミスアメリカ候補が不起立のNFL選手を擁護

2018年9月7日 開催中のミス・アメリカ コンテストで、 警察の黒人への暴力 に抗議して、 国歌斉唱時に起立せず、 片膝をついた NFL選手をどう思うか、 と聞かれたバージニア州代表。 起立しないのは、 彼の権利。 問題は、 片膝をついたことではなく、 警察…

ゴミが分解される時間は、想像以上に長い

2018年8月27日 ゴミをポイっとゴミ箱に捨てたら、 それでそのゴミは 地球上から消え失せたように 私たちは思いがち。 しかし、ゴミが分解・腐敗 するまでの時間は、 想像以上に長い。 バナナの皮は2ー5週間。 新聞は6週間。 リンゴの芯は2か月。 牛乳の紙パ…

孤独は、もはやグローバルな現象

2018年8月26日 世界初の孤独担当省 ができた英国。 世界中から 関心が寄せられており、 孤独は、もはや グローバルな現象だと気づいた。 同省の一番の課題は、 孤独な人は誰か、 支援する対象を 実際に把握すること。 高齢者や未婚女性、 離婚した男性だけで…

子供を守るため、英国のアダルトサイトの年齢認証が厳格化

2018年8月20日 昨年英議会を通過した デジタル経済法を受けて、 英国のアダルトサイトは、 視聴者のIDを確認するなど 年齢認証を厳格化する 必要に迫られる。 自己申告で、 単にボックスを チェックさせるのではだめ。 言論の自由と プライバシーの侵害、 今…

米国の学校で銃撃対策として、安全な建築にする試み

2018年8月15日 学校での銃撃事件が 頻発する中、 建築としての 観点から 学校の安全性を どう高めるかが、 米国で課題に。 侵入者が簡単に 奥に進めない 同心円的な構造 にする案や、 駐車場を 遠くに作り、 歩いて玄関まで 来るようにする案、 窓を増やし …

米国で、紙やガラスのストローを作る企業の売り上げが急増

2018年8月12日 環境保護のため プラスチックのストローを廃止する 企業が相次ぎ、 米国で紙のストローを作っている 唯一の企業 Aardvarkの売り上げは 昨年、5千倍に。 ガラスのストローを作っている Strawsomeも、 今年の第一四半期で 2015年全体に 匹敵する…

スターバックスが2020年までにプラスチックのストロー使用を中止

2018年7月9日 スターバックスは2020年までに 世界全2万8千店で プラスチックのストローの 使用中止を月曜、発表。 リサイクル可能なふたに変え、 希望者には、紙製か 分解可能のプラスチック製の ストローを提供。 これにより 年間10億本のプラスチックのス…

アメリカの緊急治療室で、患者による看護師への暴行増で警備強化

2018年7月8日 薬物中毒者の増加や 高騰する医療費が原因で、 救急治療室で、 看護師が患者に 暴行される事例が 米国で増加。 病院側は対策として、 2016年だけで11億ドルを費やし 警備を強化、 それでまた医療費が 跳ね上がる悪循環に。 だがメンタルヘルス…

温暖化のスピードは過去最速、予測より2倍暑くなる恐れ

2018年7月7日 過去350万年で最速のスピードで、 温暖化が進んでいる、との新研究。 予測より倍以上暑くなる恐れ。 太陽から最も遠い 北極と南極の先に 極冠の氷が溶け、 サハラ砂漠は緑化、 熱帯雨林はサバンナに変わり、 海面は6メートル上昇。 気温上昇を2…

中国のプラスチックごみ輸入停止で、世界のごみはどうなるか

2018年6月22日 1992年から世界の45%の プラスチックごみを輸入、 リサイクルしてきた中国が、 環境汚染対策の一環として、 年初から 24種の固形廃棄物の 受け入れを拒否。 これまで中国に ごみ処理を依存してきた 先進国は対応を迫られている。 米国もプラス…

シニアの自殺をどう防止、目的意識を持ち、変化にめげないことが大事

2018年6月8日 米国の自殺者は 若者よりシニアが多い。 45歳から64歳が最多。 シニアの場合、 体力が衰え 社会的に孤立していると 助かる確率が低い。 対策は、 心と体の健康をケアする、 社会的つながりや 目的意識を持つ、 変化にめげないこと。 ものの言い…