海外ニュースで知る世界の流れ

英文メディア記事を要約する「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」のツイートを、本人が再録しています。英語と日本語とでは、取れる情報に差があります。英語で何が報道されているか知り、世界の動きをつかむご参考にしていただければ。ツイッターの内容は備忘録も兼用。ツイート発信時とブログ再録時の日付のずれをお詫びします。

思想

ホロコーストの集合記憶を作った映画「ショア」の監督が他界

2018年7月6日 ホロコーストを描いた 衝撃的な映画「ショア」(1985) を作った クロード・ランズマン監督が 92歳で死去。 映画は70年代に ポーランドで撮影。 バックミュージックも、 記録映像も使わず、 ただ荒涼とした風景を映し、 延々と記憶を語った。 描…

朝日新聞・核と平和取材班への返信

朝日新聞・核と平和取材班‏認証済みアカウント @asahi_peace 2月3日 劣化する世界。非核攻撃への反撃に核使用も 米政権、核戦略見直し発表:朝日新聞デジタル ワシントン=杉山正 2018年2月3日05時23分 トランプ米政権は2日、今後5~10年の核政策の指針…

ウォーレン民主党上院議員とトランプ大統領への返信

Elizabeth Warren‏認証済みアカウント @SenWarren 2月2日 .@realDonaldTrump just released his new nuclear strategy, which calls for more nuclear weapons that are easier to use. This flies in the face of decades of American leadership in buildi…

原民喜『鎮魂歌』抜粋その2

2018年2月3日 原民喜『鎮魂歌』抜粋その2。 僕の足。突然頭上に暗黒が滑り墜ちた瞬間、僕の足はよろめきながら、僕を支へてくれた。 僕の足。僕の足。僕のこの足。 恐しい日々だつた。滅茶苦茶の時だつた。 僕の足は火の上を走り廻つた。水際を走りまわつた…

広島の被爆体験を描いた原民喜『鎮魂歌』抜粋

2018年2月3日 原民喜『鎮魂歌』抜粋。 さうだ、僕は今漸くわかりかけて来た。 僕がいつ頃から眠れなくなつたのか、 何年間僕が眠らないでゐるのか。… あの頃から僕は人間の声の何ごともない音色のなかにも、 ふと断末魔の音色がきこえた。 面白さうに笑ひあ…

6割のアメリカ人が無条件に神を信仰

2017年12月28日 あなたの神への信仰は揺らぎないか。 アメリカ人百人のうち63人が無条件に同意、 20人がほぼそうだとの答。 36人が週一回以上教会に行き、 53人が宗教はとても大事だと考える。 55人が天国と地獄は実在すると信じている。 2014年のデータ。 …

少数者とは誰か

2017年12月12日 今日において、少数者とは誰か。 既存の古い体制下で想定された少数者は、 「正常で健全」な権力の好む「少数者」でしかない。 日本で急激に進む貧困化と高齢化。 ライフプロセスの中で誰もが少数者になる可能性がある時代。 しかしそれには…

分析の道具と歴史家の役割

2017年12月5日 私たちは、人々に分析の道具を与えているか。 歴史家の役割を果たしているか。 前者は、私たちが現実とどう斬り結ぶべきか、 その筋道を示すこと。 後者は、現実を長い歴史的スパンの中に置き、 俯瞰的な視座を提供すること。 問題は現実をど…

討論とは何 ? 対話の反義語ではない

『学び合い』‏ @manabiai 2017年12月2日 討論と対話の違い。わかりやすい。 ↑ 上記のツイッターに返信しました。 柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズム‏ @yuko_shibata_ 返信先: @manabiaiさん 2017年12月3日 この「対話」で達成できることは 「討論」また…

制度に馴化して育ってきた人々の劣化は当然の帰結か

2017年12月2日 近代化の指標とされてきた教育と医療の普及。 それは思考方式、知識の内容、体のケアの仕方を 規格化していくことでもあった。 なおかつそれは、産業の育成と経済発展と 軌を一にして行われた。 それが近代社会の礎であるなら、 制度に馴化さ…

foundationalism を否定する現代思想を found したニーチェ

2017年12月1日 ニーチェもよく誤解されている思想家の一人だが、 現代思想のもととなった、 anti-foundationalism の唱道者は彼。 「神は死んだ」と彼が言ったのは、そういうこと。 神学の伝統であるhermeneutics と決別した。 そこから、世界、自分、他との…

マルクスとマルクス主義は違う

2017年12月1日 よく間違えられるけど、マルクスとマルクス主義は違う。 吉本やフーコーの言う通り。 マルクスの言ったこと、 そこから切り取ることができる世界に対するものの見方や、 現実の分析の仕方は、 今も有用だ。 (柴田優呼@アカデミック・ジャーナ…

革命と政治と希望と民主主義

2017年12月1日 革命というのは、革新、刷新ということだと解釈しよう。 政治に対する希望を捨てるのは簡単だが、 それは民主主義と自治の放棄、 私たちの尊厳の放棄につながる。 私は政治に対する希望を持ち続けたい。 他の多くの人たちと同じく。 (柴田優呼…

非暴力的な抵抗は、どうやって国家の争いを超えればいいのか

2017年11月29日 無数の多様な抵抗の拠点を作る。 それがフーコーの権力に対する考え方だ。 しかし、抵抗が暴力的に行われる時、それを抵抗と言えるのか疑問である。 非暴力的な抵抗。 それは、どうやって国家間の争いを超えればいいのか。 ただ、無数の多様…

私たちの生と死と国家

2017年11月29日 私たちの生と死が、国家に委ねられたこと。 かつては戦士間の戦いであったものが、国家間の戦いになったこと。 フーコーはそれを物語る。 では私たちの抵抗は、国家を超えるのか。 国家間の争いを超えることができるのか。 (柴田優呼@アカデ…